デイサービスとデイケアの違いとは?リハビリ職の目線から詳しく説明します!

介護保険での通所サービスとして、「デイサービス」と「デイケア」の2つがあります。

 

名前が少し違いますが、この2つの違いが説明できますか?

 

 

 

ゴリポン

自分も最近尋ねられて、答えられませんでした・・・

 

 

実は、制度や、行えるサービス、特徴も全然違うのです!

 

 

今回、「デイサービス」と「デイケア」、この2つの違いについて詳しく説明していきます。

 

 

 

デイサービスとは?

 

デイサービスとは、

施設に入所せず、昼間に日帰りで利用出来る通所介護サービスのこと

(Wikipediaより引用)

 

調べているとこのように記載がありました。

デイサービスは「通所介護」という名称で呼ばれています。

日常生活の中で支援・介護が必要な方に対して、日帰りでデイサービスセンターや介護施設に通い、様々なサービスを受けることができます。

通う際に送迎があることも特徴です。

 

サービスの提供内容については、

利用する時間も半日・1日のものや、

入浴・食事・排泄などの日常生活動作を支援するもの、

レスパイト・ケア(介護者の介護を代替して、休養・リフレッシュする機会を作ること)、

精神面・認知症対応のもの、

運動に特化したものなど様々なサービスの種類があります。

 

 

 

デイケアとは?

デイケア(day care)とは、福祉・医療関係施設が提供するサービスの一種で、医療保険・介護保険による「通所リハビリテーション」と医療保険による精神科デイケア、認知症デイケアがある。

対象者は高齢者や精神疾患患者で、利用者同士が交流するということが特徴としてあげられる。

(Wikipediaより引用)

(こちらでは医療保険によるサービスである精神科・認知症デイケアではなく、介護保険でのデイケアについて説明します。)

day+careでデイケアと呼ばれ、

介護保険サービスの名称で「通所リハビリテーション」と呼ばれています。

 

 

MEMO

「ケア」と「キュア」

cure(キュア):問題を解消したり、病気の原因を除去したり局部に直接アプローチして「治す」

care(ケア):もっと心身や生活全体を俯瞰的に見て、QOL(生活の質)を高めための「お世話」

少し前には、「キュア」という考えのイメージがデイケアにもありましたが、「ケア」という言葉の通り、生活の質に向けたアプローチという概念が意味合いが使われています。

下に関連記事を載せます。

 

参考 「キュア」から「ケア」の時代へー高齢者の「生活の質」高める「看護と介護」HUFF POST

 

また、デイケアにも送迎サービスが付いています。

 

通所系サービスの4つの普遍的機能

全国デイ・ケア協会が定めた通所リハビリテーションの普遍的機能と実施内容というものがあります。

通所サービスの中で、基本になる要素が含まれているので、紹介します。

通所系サービスには4つの普遍的な機能があり、1と2が通所リハビリテーション特有の機能、3、4は通所介護と共通の機能となります。

1)医学的管理

 

医学管理=利用開始前の血圧等のバイタルチェックのイメージがありますが、これはあくまで健康管理です。医学的管理は、医師が直接、あるいは医師の指示下で看護職が行う疾患管理や医療処置を指すため、通所リハ特有の機能と言えます。

また、主治医と通所リハ担当医が情報交換を行うことも重要になります。

 

2)心身・生活機能の維持向上(リハビリテーション医療)

 

退院・退所後、あるいは在宅にて生活機能低下した者などに対し、医師、あるいは医師の指示に基づき、理学療法士、作業療法士、あるいは言語聴覚士が専門的視点から評価し、チームとして目標設定を行い、その設定された期間内にて心身機能や生活活動(ADLやIADL)の各行為の維持・向上を図るものです。

また、自宅訪問を通して、当事者の日々の暮らしを把握することも重要であり、これらはすべての医師の管理下で実施されることから、これらをリハ医療と言います。

 

3)社会活動の維持向上(いわゆるソーシャルケア)

 

利用時の体調管理などの日常の健康管理、自立した生活に資する社会活動としての関連職種による運動のアドバイスなど、「活動」や、「参加」の機会の確保がこれに当たります。また他の利用者や職員との交流を通じた参加機会の確保により、社会性の維持・向上を図ります。

地域での暮らしに必要な知識や技術について、当事者・家族に専門職の立場から啓発することも含まれます。

 

4)介護者等家族支援(いわゆるレスパイトケア)

レスパイトケアには、精神的介護負担の軽減と、身体的介護負担の軽減があります。前者はいわゆるお預かり機能であり、、サービス利用による介護者等家族の直接的負担軽減を図るものです。後者は介護環境整備や介護技術向上により負担軽減を図るもので、介護者等家族の心身及び介護環境の両面にわたる負担の軽減をし、介護技術の向上をはじめ、介護者等の社会参加を含めた介護者支援を行うものです。

レスパイトというと、主に前者がイメージされますが、介護者の介護スキルが向上したり、介護環境が改善したり、何より当事者の生活機能が向上することでも介護負担は軽減しますので、レスパイトケアにリハは不可欠であると言えます。

 

通所系サービスでは、この4つの機能の組み合わせにより、「自立した生活」と、「安定した生活をサポートしていきます。

 

上記の内容も踏まえて、デイケアでは医学的な管理が重要になる方に対する対応や、医師からの情報共有によりリハビリテーションを提供できるという利点があります。

 

では、具体的に、デイケアとデイサービスの違いを書いていきます!

 

デイケアは医師が専任で常駐。医師の管理のもとリハビリが行える!

(圧倒的医師感のある画像・・・笑)

 

 

 

(引用:厚生労働省:通所リハビリテーション 平成29年社保審-介護給付費分科会より)

 

まず、通所リハビリテーションを提供するために必要な職員・設備として、

  • 医師(専任の常勤医師)
  • 従事者(PT・OT・ST、看護師、介護士)が単位ごとに10名に1人以上
  • PT・OT・STが利用者100人以上に1以上

が必要となります。

つまり、医師がいる状況でリハビリテーションを提供できます。

 

そのため救急の対応や、血圧状態や、呼吸の状態などの身体機能に何かリスクのある方に対しても管理しながらリハビリを実施することができます!

例えば、狭心症などの虚血性心疾患で、血圧上昇や、脈拍に注意が必要な方がいたとしても、指示書にてどれぐらいの運動負荷で行っていいのか、何か注意が必要な動作があるのかなどの具体的な運動処方のもとリハビリを行うことができます。

 

デイサービスは様々な職種が参入できて、コンセプトも様々!

 

 

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