お疲れ様です!ゴリポンです!
先日、自分が働いている職場に実習生が来ました。見学実習ですが、全力で取り組み、ぜひいろいろ吸収し、勉強して欲しいと思います。
今回は!そんな実習生の方に向けて、見学実習に臨むにあたり、準備・実践してほしいことを書いていきたいと思います。
見学実習とは
まず、実習についてですが・・
実習(じっしゅう、practice)とは、講義形式で学んだ知識や技術を、実際の現場で、あるいは、実物を用いて学ぶことである。
(引用:Wikipedia)
このように実際の現場で臨床を学ぶことを言います。
理学療法士の学校における実習の目的としては、学内教育で習得した知識・技術の必要性を確認することです。
(実際に勉強したことが、どう患者さんに活用しているのかが再確認できます!)
さらには、リハビリテーション専門職に求められる適切な行動・態度、そして責任感を修得することも実習には求められます。
見学実習ではどういうことが求められるか
初めて実習に挑むにあたり、服装などの身だしなみや、患者さんと話す態度、理学療法士とはどういう仕事をしているかを初めて実際に学んでいきます。
また、病院や施設という環境に1人で飛び込むことが多いので、不安や緊張もいっぱいです。そういう環境を乗り越えることも課題として上がってきます。
自分の見学実習の思い出
自分は初めての実習は大阪の某有名病院でした。
朝の8時から朝練、週2回は夜から勉強会があり、かなりの勉強ができるすごい病院でした。
往復1時間半ほどかかり、かつ始まる時間は準備から入れると7時半までに集合しないといけないため、5時半起きだったのはいい思い出です。笑
実習には同じ学校から自分以外にも1人行くことになりました。
相手は社会人経験者で、学力優秀の方でした。
〜観察実習での思い出 その①〜
・一緒にいった人が社会経験あり、かつ優秀な方だったので、劣等感だらけの日々
・教えてくれる先生が優秀すぎて、いただける貴重な情報のレベル、量がすごすぎて話についていけない、メモしても自分で何を書いているのかわからない— ゴリポン@メディカルイラストレーター🎨 (@hara_tani) March 5, 2018
一緒に行った人は学力優秀で、社会性も高く、いろいろなことを相談しながら実習に行っていました。その人が実習先の先生に褒められたり、自分が知らないことや経験をしていた時には、羨ましく見ていました。
また、別のセラピストの先生に質問しに行った時に「膝関節について」を1時間ほど説明された際、先生が言っていることがわからず、メモを確認してもらからず、また次の日に確認しに行く日々、今考えればとても勉強できる環境だったと思います。
〜観察実習の思い出 その②〜
・何をやっているかをデイリーノートに絵とか文章で書きまくり。
バ「あなたはこれを見てどう感じたの?」
ゴ「えっ・・すごいと思いました。」
バ「交換日記ちゃうんやで!!」
ゴ「ひいいいい!」を繰り返しました。
— ゴリポン@メディカルイラストレーター🎨 (@hara_tani) March 5, 2018
デイリーノートにはバイザーの先生が行っていた治療について記入していました。それを手書きで絵や文章で書いていました。
しかし、実習でのデイリーノートでは、学んだことや、見学して感じたことや、自分の意見を書くことが重要です。(実際の臨床で考える力を養いうことが必要とされています。)
自分は、その意味を分かっていませんでした。
実習=大量のデイリーノートを書くだと思っており、質を高めることを何も考えていませんでした。
〜観察実習の思い出 その③〜
日々指導を受ける日々の中で、落ち込んでいる自分に、違う1年目の先生が、「みんな失敗はある。その中で色々学んでいくことが大事やねんで。落ち込まんとこれからも頑張ってね。」と励まされ、号泣。
それを見た先生も号泣。患者さんも号泣のカオス状態に。
— ゴリポン@メディカルイラストレーター🎨 (@hara_tani) March 5, 2018
実習中は常に怒られていましたが、この言葉が救いとなり、実習を乗り越え、現在もセラピストとして過ごせています。
見学実習で求められることを自分なりに!
1、患者さんとのコミュニケーション
見学実習では特に体験することが多いです!
「じゃあ○○さんと10分ぐらい喋っといて〜!必要な情報も聞いといてねー!」とバイザーが離れ、患者さんと2人きりになることも多いです。
自分が必要だと思うことは、
①あまり、情報収集にとらわれすぎない!ということです!
好きな異性と話すときに結婚の話ばかりしていたら、スーパー重いですよね!(例が適当すぎてすいません。笑)
どういうタイプが好きなのか、デートに行くために好きな食べ物は、など、関連付けた、もしくは関連付けなくてもいいので、相手と楽しく話をすることが大前提です。
確かに、最終的にはちゃんと情報が聞けた方が良いですが結果のみを聞いてあとはしゃべらないのは、ちょっとコミュニケーションとしては成立していないと思います。
自分が意識しているのは「コミュニケーションしりとり」です!
ゴリ「今日はいい天気ですね!」(話を適当に振る)
相手「そやなー昨日もええ天気やったしな!」(天気から連想)
ゴリ「確かに!昨日はどこか出かけたんですか?」(外出したことを確認)
相手「買い物行ったよ!」(買い物から連想)
ゴリ「いいですね!何を使って行ったんですか?」
相手「杖で行って、電車乗ったよ」
などなど、話を振って、相手が返したしりの内容について情報収集を入れ込んでいくようにしています!
これは、普段の会話でも活用できます!!
次に、②相槌は3種類以上あるといい!
普段からハイ、はいはい、へー、なるほど、そうなんですね、など、相手が言ったことへの相槌は同じではなく変えていくことを意識すると良いと思います。
次に③最悪、話ができない時は、まず軽く自分のエピソードを話しても良い!
全く会話が続かない場合は、自分の話をして、相手に安心感を与えることも重要です!もし、内容が浮かばない時は最悪自分の実習の話をまずしてみても良いと思います。
2、わからないをわからないままにしない!圧倒的質問!
実習は、年数が上になってくると、自分で患者さんを担当したりするので、自己解決能力や、自分の考えを持つことが必要になってきます。
まだ1年で、初めての実習なので、今はわからないことが多くて当たり前です!まずは、わからないことはその都度先生に聞くと良いと思います。
あと、よくあることで、教えてくれたことがよくわからない(例えば、紹介された文献を持っていない、見ていないなど)場合も、一度確認した方が良いと思います!その日のその場のうちに、解決できるようになる気く質問していきましょう!
実習で、「〇〇については聞かないようにしましょう」などの注意事項もありますが、最初の実習は突拍子もない変なことを言わない限りは、どんどん質問して、どんなことを聞いたらダメなのか、どんなことは話し合いになりやすいかなどの特徴も経験し、捉えておくことが重要だと思います。
3、元気!いい雰囲気!
これは結構大事にしています。普段はなるべく明るく笑顔で、積極的に、ハキハキとする方がバイザーの先生へのウケはいいと思います。
現在と昔の実習とは雰囲気が違うことも多いと思いますが、やっぱりバイザーとの人間関係は超重要です!!
ぜひ意識した方が良いとは思います!わからない時は黙ってムスーっとするよりは、わかりません!とハキハキ答える方が好印象だと思います。
今回、見学実習について、自分なりの解釈も入れて書きました。
今後は評価実習や、臨床実習などの内容や、逆にバイザーとしてどう考えて指導に当たるかなども書いていきたいと思います。
また、今回の内容も、自分が学生時代の時のことなどを書いているので、今の実習とは多少違うかもしれません!
また、新たな情報のアドバイスや、今回の記事での疑問、質問も受け付けています!
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ぜひご連絡ください!
以上です!