セラピストとして必要な技術!!「介助」について!

お疲れ様です!

ゴリポンです!

今現在、自分として勉強したい範囲である介助について、シリーズ化して書いていきたいと思います!

今回はセラピストにおける「介助」とは何なのかを考えてみました。

治療としても、移動手段としても使うことがありいますが、表現だったり、やり方だったり結構曖昧だなを感じたので、言葉の整理や、考え方、実際の方法についてまとめたいと思います。

介助とは

介助(かいじょ)とは、病人障害者高齢者など、日常生活行動(ADL, Activities of Daily Living)、もしくは動作(リハビリテーションでは、日常生活動作という)、例えば入浴、食事、排泄、移動、衣服の着脱などといった最も基本的なものについて、自分で行える度合いの低いものについて援助することをいう。

その際必要な援助の度合いにより、自立、一部介助、全介助の3段階で評価し、総合点が高いほど自立度が高いと判定される。

Wikipediaより引用

とあります。

そのままシンプルに考えると、

「介護現場で対象者のできない動作に対して手伝う、支える」的なイメージがあると思います。

トピックス】介助と介護の違い

「食事、排便、寝起きなど、起居動作の手助けを『介助』といい、疾病や障害などで日常生活に支障がある場合、介助や身の回りの世話(炊事、買い物、洗濯、掃除などを含む)をすることを『介護』という。」と定義されています。

『社会福祉辞典』より

「介護」を行う中で「介助」を行う、という認識でいいと思います。

「介護」は主に介護士、Ns、家族が行うものを言います。

セラピストが行う介助について

動作訓練として行うことが多いです。

例えば、片麻痺で、歩けない方に歩行動作の練習をする際、転倒を予防するため

後ろから支える

脇をかかける

二の腕を持つ

手を持つ

ことで歩行動作を安全に成立させる。

という形で「介助」を行います。

それに加えて、リハビリの場合

動作の中で使えていない・機能していない能力に対し、

介助を行い、

「動きのコツを伝える」

という形で実施します。

自分は、リハビリの中で動作の機能面に対して行うトレーニングを

「ファンクショナル(機能的な)・トレーニング(練習)」

と呼んでます。

対して、実際の動作を反復して練習することを

「ADL(日常生活動作)・トレーニング」と呼んでます。

例としては

歩行動作で足の筋力が足りなくて膝折れする(大腿四頭筋の筋力低下)場合、

膝の前を支えて膝折れをしないようにするのが「ファンクショナル・トレーニング」で、

膝折れして倒れないように、近くにいて倒れそうになったら支え、実際の生活での動きをシュミレーションするのが「 ADLトレーニング」です。

リハビリの場合、動作の相(順序)を分解してアプローチを行うことが多いですが、「介助」が実際の動作に対して手を加えることができる唯一の方法だと思っています。

それぐらい重要なアプローチです。

ちなみに文献や、著書によってこのような「動作訓練に対する介助」は、呼び方が変わります。

動作の「誘導」

動作分析(動作のメカニズムから、なぜこのフォームをとるのか、なぜ動作遂行が困難かを分析する方法)の中で、動作を誘導して確認する方法の一つです。

目視以外での動作の異常を判別するために行う「介助」です。

動作を誘導する際には、どれくらいの介助量が必要なのかを注意深く確認し、反応を分析することが重要です。下図は、必要な介助量と予測される問題点です。

参考文献:石井慎一郎著、「動作分析 臨床活用講座 〜バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践〜」より

ハンドリング

ハンドリングはボバース概念の中で行うアプローチの一つです。

患者さんに介助により接触し、知覚してもらうことで運動をサポートします。

接触という形の外部的サポートにより、姿勢の変化、身体と空間の知覚の改善、体性感覚情報を与えることにより、姿勢や運動コントロールの発展を促通、抑制、向上させる可能性があります。

3つの潜在的役割があると定義付けしており、

  1. CPG(セントラルパターンジェネレータ)活動の増大。
  2. 姿勢筋群への荷重における感覚フィードバック情報の生成。
  3. リズミカルな運動の中で相の変化を促通する。

という効果があると言われています。

参考文献:平野陽三著 「近代ボバース概念 理論と実践」

ハンドリングによる「介入」

介入とは、

「こちらのアクションにより、相手の体験(フィルター)を通じた、反応の変化を生み出すきっかけを作り出す」

という相互作用を生み出すものであると思っています。

Bridgeの小松先生が提唱されている考え方です。

ハンドリングのことを指し、知覚の促し、筋緊張の確認・変化、運動学習の補助といった場面で有効である。

とブログで記載されています。

(小松先生のハンドリングセミナー、実はまだ行ったことがなくて、めちゃめちゃ行ってみたいセミナーのうちの1つです!)

下にリンク貼っておきます!

ハンドリング力を上げるには?その①:セミナー参加者の感想からの考察

リハビリにおける介助を自分なりに!

リハビリの内容についてや、実施後、カルテの記録に描く際も概念的にどのように書くかを決めておく必要があります。

「介助」「ハンドリング」「誘導」「介入」etc・・・

呼び方は様々ですが、自分の中で形を決めておく必要はあると思います!

自分は「介助」と呼ぶことにしています。

リハビリの「介助」にて必要なこと

リハビリの介助の中では、一般的な介助より必要なことがあります。

一般的な介助では、安全面や、患者さんの負担をかけないことを意識していることが多いです。

しかし、セラピストの介助は、

安全性も担保した状態で、どれだけ患者さんの使える機能を最大限に使ってもらう

が鍵になります。

立ち上がり動作において、立ち上がることができる(殿部離床ができる)のに、それをセラピストの介助で立ち上がらせるようなことをしていては、動作訓練の意味がなくなってしまいます

意識することは「最小介助」になります。

最小介助とは、できる機能を判断し、出来ないところの最低限を介助する。ということです。

安全面が保たれたということが重要ですので、それを踏まえた介助行うことが必要です。

さらにレベルを高く意識すると、「使ってほしい機能を適切なタイミングで発揮する介助」が必要になります。

これは、先ほどの最小介助の相に分けての介助だけではなく、どのような機能が必要かを評価し、その機能に向けての介助を行うことが必要になります。これはなかなか難しいです。

自分も出来ていないことが多いので、もっと修練が必要と感じています。

まとめて図にすると、こんな感じ↓↓

最頂部文字多すぎて見にくいです・・・

「介助」というのはとても奥深い!!

介助依存

動作介助の中で気を付けないといけないこととして、

介助に依存させてしまうことがあります

「先生と歩いたら歩きやすいわー」ぐらいならまだいいとして、

「やっぱり先生と歩かないとこの歩き方できへんわ〜」や、

「先生あるかしてー」となってしまうと、

セラピスト有りきでの歩行練習となってしまいます。

自分もこの失敗を行う事が多いです。

大事なことは

動作介助は、対象者に動作のコツを掴んでもらうことが目的です。

決して、介助してもらうことを目的とさせてはいけません

(喜多さんがリハビリの中で依存させないための方法として、記事にまとめています!↓)

信頼関係は構築するけど依存はさせないぞ!リハビリ職がすべき対策を真剣に考えてみた。

リハビリの介助の中で必要なことは、

介助を行う前と、行う後に患者さんと内容について話し合うことです。

どういうことをするか、どうなってほしいかを明確に伝え、患者さんを正しい道へ導く必要があります!

そこを重要視して、適切な「介助」を行っていきましょう!!

以上です!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。